テキスタイルデザイナー 鈴木マサル×MUSUBI
テキスタイルデザイナーとして、マリメッコなどのデザインを手がけ、国内外で活躍されている鈴木マサル氏とMUSUBIのコラボレーションによるふろしきです。
鈴木氏のデザインの特徴である、重版を使った背景は、包む方向によって雰囲気ががらりと変わり、手描き感を残した黒いラインが、包んだ時のアクセントになります。
ダブルフェイス
綿100%(オーガニックコットン)
風呂敷をデザインをするにあたって1番最初に考えたのが、ダブルフェイスです。
これがやりたくで風呂敷のデザインをしたと言っても良いくらい。
染めた時、生地の裏側に染料が中途半端に抜けてしまう現象をポジティブに捉え、表と裏が無く、さらに表と裏の柄が影響し合いながらも表情が異なる、今までには無い特別な風呂敷が出来上がりました。
(by 鈴木マサル)
表からプリントした色同士の重版(色を重ねて染める方法)、裏からプリントした部分と表からプリントした部分の色の重なりなど、1枚で様々な色の表情が楽しめます。
また、裏表の区別を出来るだけ無くすために、端の縫い目の方向が上下と左右で異なります。
MUSUBI LINEN
リネン100%
生地には、ファッション性の高いふろしきをお探しの方にぴったりの、フランス原産の薄手リネン(フレンチリネン)を使用しています。
天然繊維の中でも丈夫な素材として知られるリネンは、程良いハリとシャリ感のある手触りが特徴で、身に着けたり、モノを包むのにも適しています。
清涼感のある肌ざわりなので、初夏のストールやバッグにおすすめです。
また、クッションカバーやタペストリーなど、インテリアファブリックとしてもお使いいただけます。
鈴木マサル
色鮮やかなプリントファブリックを中心に傘やカバンなど、生地が本来持つ魅力にあふれたコレクションを展開。自身のブランド以外にも国内外の様々なブランドからテキスタイルプロダクトを発表し続けている。テキスタイル以外にも家具や建築空間など様々なシーンに向け、パターンデザインを軸にしたデザインを展開している。
「富山もようプロジェクト」で第35回新聞広告賞を受賞。「Imagine New Days」(主催 アイシン精機株式会社)でMilano Design Award 2016 "BEST ENGAGEMENT by IED" を受賞。東京造形大学造形学部デザイン学科 教授。